自分的アイドル楽曲大賞2016
今年もあっと言う間に一年が過ぎて行きました。今年の振り返りは今年中にということで、毎年恒例となっていて今年で第5回目というアイドル楽曲大賞に投票したので自分的アイドル楽曲大賞2016をまとめていこうと思います。
まずは、
メジャーアイドル楽曲部門
1位「リフレクション」東京女子流
作詞 カミカオル、作曲 Cho Sung Hwan, Noh Young Won
大人の東京女子流という感じ。アイドル楽曲としては珍しい曲調だと思いましたが初めて聴いた時から頭にすっと入ってきて癖になるような曲です。大人っぽくて本当にかっこいいです。Base Ball Bearの小出祐介さんも絶賛されていました。本投票では35位。8位に同グループ曲「深海」も入るなど、アーティスト宣言後の東京女子流はとにかく楽曲が良いという印象です。
東京女子流 8/31シングル「深海」Hi-ra Mixのダンス&リリック - YouTube
作詞 ハシヤスメ・アツコ、JxSxK、作曲 井口イチロウ
今年のBiSHは良曲揃いで選ぶのが大変でした。曲の最初の出だしで寒い朝の壮大な景色を想像して聴いています。ガンガン飛ばしていくというよりはサビに向かって徐々に盛り上がっていく感じで、サビのアイナの歌声が本当にたまりません。BiSHの「オーケストラ」は本投票で2位にランクインしておりこちらも大変良い曲です。「オーケストラ」は裏のテーマがありそうなMVなので詳しくは下のリンクから↓
今更ながらBiSHのオーケストラについて考察してみた - とあるヲタクの日記
BiSH / オーケストラ[OFFICIAL VIDEO] - YouTube
3位「バイカラーの恋心」Dorothy Little Happy
とにかく爽快で明るい曲です。二人の歌声がしっかり曲の雰囲気に合っていて聴いていて心地がいいです!眩しい季節への期待を高めるような良曲です。
4位「サイレントマジョリティー」欅坂46
作詞 秋元康、作曲 バグベア
欅坂はの曲はどれも良いですが、やはり1stシングルでいきなりこのクオリティーの楽曲が出てきた時の衝撃は凄まじかったなぁという印象です。まさしく欅坂の方向性を決定的に示した一曲だと思います。本投票では堂々の1位でした!おめでとう!
5位「二人セゾン」欅坂46
作詞 秋元康、作曲 SoichiroK、Nozomu.S
投票最終日に圏外から急遽変更して投票させていただきました。最初に聴いた時から素晴らしい曲であると確信していましたが、毎日聴いていると日に日に楽曲の良さが増していくような気がして、欅坂の新しい可能性を感じる曲であると思います。本投票では3位。また、6位には同グループの「世界には愛しかない」も入り、こうしてみると今年はまさに欅坂の年であったと感じます。
インディーズ/地方アイドル楽曲部門
1位「水玉のアンブレラ」chairmans(チャーマンズ)
作詞・作曲 高野浩二
正直自分の中ではぶっちぎりの1位です。チャーマンズの曲は本当に名曲揃いで選ぶのに苦労しましたが中でも初めて出会って虜にされたのがこの曲。メンバーの歌声も魅力的で最高です。岩手を拠点に活動していて普段あまり見ることができないため、自分も1度しか生で見たことはありませんが、このような地方アイドルが全国的に認められたら良いなぁと思います。
本投票では並み居る強敵の中で38位と大健闘しています。その他の曲も良いのでぜひ聴いてみて下さい!
chairmans(チャーマンズ) 「進め!JDS」 MV - YouTube
chairmans (チャーマンズ) 「砂浜ビーチサンダル」short ver - YouTube
2位「魔法の言葉」sora tob sakana
作詞・作曲 照井順政
アイドル楽曲がここまでかっこよくていいのかと思ってしまうほどのクオリティーです。とにかく今までにない感じの新しいアイドルソングだと思います。アイドル×ポストロック=最高。
本投票では4位でした。そのほかにも同グループ曲「広告の街」2位、「夏の扉」6位といわゆる”楽曲派”に突き刺さるグループではないかと思います。
サカナ日記27日目 「広告の街」ダンス映像 - YouTube
sora tob sakana/夏の扉(MV) - YouTube
3位「TASK」Task have Fun
作詞・作曲・編曲 GUCCHO
とにかく一緒に体を動かしたくなるような曲です。歌っている3人もノリノリでこちらまで楽しさが伝わってきます。聴いてるだけでポジティブになれるようなそんな曲です。音楽ライターの南波一海さんも今年の一枚に入れるか迷うほどの出来です。本投票は72位でした。
4位「キミと僕の雨の中 」Peach sugar snow
作詞・作曲 小林清美 編曲 長谷泰宏
山梨県を拠点とするご当地アイドルです(2016年解散)。少し速めの曲をウィスパーボイスで歌っているのにそれが今までに経験したことがないくらい心地よい仕上がりです。元々は小林清美先生の楽曲のカバーですが、完全に自分たちの曲にしているという印象です。最後のサビの声の変わり目がたまりません!
5位「Cruising My Story」くるーずCRUiSE
作詞・作曲・編曲 手島晴輝
福岡を拠点に活動するグループです。グループのコンセプトを表すかのような一曲です。歌詞にもあるようにまさしく”冒険の幕が開く”感じ。新しいスタートに向けた明るい一曲であると思います。海を渡って船が風をきっている音が今にも聞こえてきそうです。
ここからは少し
インディーズ/地方アイドル楽曲部門(番外編)
ということで今年気になったよ!って曲を数曲。
「Summer days A-GO-GO!! 」こけぴよ
今年の愛踊祭に出ていて、気になったグループ。特にこの曲は作詞・作曲が名曲を数々生んでいる多田慎也さんということもありとてもノリノリでキャッチーな曲になっています。
「キミに恋してる」B-fam
岩手のダンスユニット。今年のノミネート曲を漁っていたら突然見つけた曲です。
楽曲プロデュースに、ニコニコ動画、ボカロ等で絶大な人気を誇る、超高音系歌い手"赤ティン"を器用している。恋心を伝えられない切ない気持ちを歌ったポップチューン。
「トラベラーズ・ハイ」アイドルネッサンス
元々はスキマスイッチの楽曲。本投票では10位。
アイドルネッサンスはカバー曲ばかりのエントリーなのに3位に「君の知らない物語」5位に「Funny Bunny」15位に「シルエット」 18位に「Music Lovers」 等々がランクインしました。楽曲大賞における存在感がすごいです。その中でも特にメンバーが生き生き歌っているのがこの曲!
アイドルネッサンス「君の知らない物語」(MV) - YouTube
アイドルネッサンス「Funny Bunny」(MV) - YouTube
5.4@渋谷【「シルエット」ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube
11.6@お台場【「Music Lovers」ライブ映像】アイドルネッサンス+ヒサシ the KID+オワリカラ+炭竃智弘+園木理人 - YouTube
「Atlas」amiinA
作詞 齊藤州一 作曲 藤本藍
二人組のアイドルですがその二人から出る歌声と後ろの演奏が絶妙なバランスでマッチしています。二人とは思えないほどのパワーと壮大さのある楽曲です。本投票は16位でした。
アルバム部門
『アワー・ソングス』/アイドルネッサンス
一曲も無駄のないこの感じ、最高のアルバムです。名曲ルネッサンスということで過去の曲を振り返ることもできますが、全てアイドルネッサンスの曲に仕上がっているという印象です。アイルネの魅力がたっぷり詰まってます!本投票は2位でした。
これぞBiSHだ!と言わんばかりの一枚。新生BiSHとしてとても進化していて攻めていると思いますし、アイナ・ジ・エンドの声がアルバムを聴けば聴くほど心地よくなっていきます。メンバーが作詞をしている楽曲も多数収録していて、個人的にはメンバーのリンリン作詞の「My distinction」の歌詞がグッときました。本投票は4位でした。
『ティー・フォー・スリー』/Negicco
Negiccoらしく、 Negiccoにしか作れないアルバムだと思います。聴かせる曲も多く、ゆったり聴きたい時に最適だと思います。アルバムを一枚通して聴きたくなる内容です。本投票は3位でした。
今年の楽曲大賞は同じグループの曲が多く上位に食い込む結果となり、アイドル業界自体が縮小しているのでは?という意見もありました。
しかし、自分的には興味深い曲も沢山出てきた年でしたし、ある意味一般のライトな層にもアイドル楽曲を知ってもらってきていて、投票する方が増えているのかな?という印象を受けました。
来年はどんなアイドルソングに出会うことができるのか!?今からとても楽しみです!